Maya2018でレガシービューポートを復元する方法
ビューキューブが表示されない!?
Maya2018以降のバージョンでデフォルトでは、レガシビューポートが使用できなくなりました。
この影響でViewport2.0がデフォルトになりビューキューブが表示されないという現象がおきるようになりました。
設定の中にビューキューブのメニューがあるせいでまどわされる方も多いかと思います。
何かのエラーじゃないかと不安になるかと思いますが、レガシービューポートを使用できるよになれば
ビューキューブも復元されます。
初期状態だと【Viewport2.0】と【Arnold】という表示だけです。
レガシビューポートをアクティブに
MayaのMaya.envファイルに次のテキストを追加して、レガシビューポートをアクティブにします。
C:\Users\【ユーザー名】\Documents\maya\【MAYAのバージョン2018など】
このなかにあるMaya.envファイルを右クリックの編集かメモ帳で開きます。
(デフォルトでは空です)
次のテキストを文書に貼り付けます。
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MAYA_ENABLE_LEGACY_VIEWPORT = 1
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文書を保存してMayaを再起動します。
ビューポートでレガシーレンダラを使用するオプションが利用可能で、パフォーマンス設定ウィンドウにアクセスできます。
※MACの設定に関してはこちらをご覧ください。
ビューポートに切り替えるとエラーが出る。
上のワークスペースで従来のビューポートに切り替えようとすると、
エラーが表示されることがあります。 このエラーを回避するには、
右下の設定ボタンを押して【Display】メニューの【Renderring engine】欄を【OpenGL-Legacy】に設定してMayaを再起動するとエラーがなくなります。
レガシビューポートをアクティブにすると、ビューキューブが復元されます。
⇓(出た!)
まとめ
Maya2018以降のバージョンでデフォルトでは、レガシビューポートが使用できなくなり,
この影響でViewport2.0がデフォルトになりビューキューブが表示されないという現象がおきるようになりました。
これはMaya.envファイルに【MAYA_ENABLE_LEGACY_VIEWPORT = 1】と記入するだけで使えるようになり、
レガシビューポートの表示にするとビューキューブが見えるようになるという事です!!
前回のブログの旧式のレンダーレイヤやグラフエディタなどと一緒で、バージョンが変わるごとに今までなじんでいたものがどんどんかわっていきます。
MAYA2017から色々と変化して旧式のものは設定である程度は使用する事ができますが、いつかなくなる事を考えると新しいものを常に取り入れていくことをお勧めします。
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