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執筆者の写真桑原 翼

アニメーター向けの参考書をご紹介!!



3DCGをこれから学ぼうとしている人も学んでいる人もやはり最初は参考書などを探して勉強をすると思います!


ソフトによって参考書が違ったり、全体を通してアニメーションの説明をしているものがあったりと何を買って読んでいいか分からない人のために

3DCGを学ぶ上でオススメのアニメーション参考資料をご紹介させて頂きます!


MAYAでアニメーションを学ぶのに最適な参考資料:

MAYAの参考書は3DCGソフトの中で一番でているのではないかというぐらい豊富です。

MAYAは出来ることが多い分参考書も基礎から分野別と別れているのが特徴です。


今回はMAYAを最初から学ぶときに役立つ参考書とMAYAのアニメーションだけに特化した参考書をご紹介させて頂きます。


Autodesk Maya トレーニングブック 第4版
















この本は専門学校などで配られるぐらいメジャーなMAYAの基礎的なトレーニングブックです。これを丁寧に読み込みながら勉強していけば基本的なMAYAの操作方法は扱えるようになります。

その後は技術面なので、まず知識を付けるうえで最初の入り口にこの参考書はお勧めです。


現在第4弾まで発売してますが、MAYAのバージョンによって中身がかわっているので

最新のものを購入すれば大丈夫です。



Maya キャラクターアニメーション 改訂版

















MAYAはやれる事が多い分、分野別の参考資料が多いです。

モデリングでしたらモデリング機能に特化したもの、レンダリングならレンダリングに特化した参考資料のようにカテゴリー毎に豊富です。

自分にあうものがすぐに見つかると思います。

ここではアニメーションを専門にお話しをしているのでアニメーションに特化したオススメをご紹介させて頂きます。


こちらはアニメーターの参考資料では有名なものでアニメーターにとってのMAYAに関する便利機能を実践的に紹介しているのでトレーニングブックに書いてないことも多く記載されています。

まずトレーニングブックでMAYAの基礎を学んで、この本を勉強するとより実践的に知識と技術を身につけることが出来ると思います。



Maya キャラクターアニメーション -How to Cheat in Maya




上記の参考資料だと6000円ぐらいして少し値が張るので少し前のこちらが3000円ぐらいで購入できるのでお勧めです。


内容は最新のものではないですが、

最初の入り口としてなっらこちらでも問題なくアニメーターとしての技術と知識は付けれると思います。


MAYAなどのCGソフトの参考資料は値段が張るので自分に合ったものを的確に選ぶことをお勧めします。






MotionBuilderを学ぶのに最適な参考資料:

モーションビルダーの参考資料は世の中に本当に少ないです。

最近ではようやくチューとっリアル動画などがネットで多く見られるようになりましたが、

それでも参考書となると皆無です。。。


それでも唯一、モーションビルダーの知識を付けらるのが下記です。



MotionBuilderではじめる2.5Dアニメーション




この参考書を購入すればビルダーの基礎的な操作方法や考え方が学べると思います。


私が個人的にブログでMotionBuilderのチュートリアルを書かせて頂いているので、合わせてご覧頂くと、より知識と技術をつけれると思います。






私が所属している会社でダイキンさんと共同で作成したチュートリアル動画も下記で配信しているのでよければご覧ください。

※ダイキンさんからMBを購入されている方だけに配布しているチュートリアル動画になります。


​ダイキン工業「MotionBuilder 2018 入門セミナー」


アニメーターなら読むべき参考本:

アニメーターになるためにソフトだけの知識を付ければいいというモノではありません。

アニメーターとはキャラクターに命を吹き込むことをアニメーションといいます。


私たちアニメーターは見ている人たちが気持ちよく、現実でないものを現実のように見せ、

感動と喜びを与えることで人々の記憶に残り、勇気づけたり支えになるよう作品つくりに力を入れています。

アニメーションは感性や勢いの部分があるなど言われるときもありますが、

理論としてもなりたっていて、現実の動きをさせているから違和感がなく

そこから誇張させることで、より、躍動感のある作品に出来るのだと知って頂きたいです。


そこで、理論的にちゃんと学びたいという人のために下記の参考資料をオススメさせていただきます。



アニメーターズサバイバルキット













これはアニメーターにとって有名なj本でアニメーションの描き方を基礎から学びディズニーが考えた12原の基礎から応用まで細かくビッシリのっている本になります。


アニメーションに強い会社なら必ずと言っていいほど置いてある参考書になります。



生命を吹き込む魔法




こちらは、お値段が張るのですが、

ディズニーが出しているアニメーションの描き方を記載している参考書で、ディズニーのアニメーターの知識がたくさん詰まっている一冊になります。


とても勉強になりますが、

なかなか分厚く読むのが大変です、、

ただ、動きを理論として追求したい方には是非お勧めです!




 

まとめ:

MAYAからアニメーションを学ぶのか、MotionBuilderからアニメーションを学ぶのかで、

必要な知識と情報量は変わってくると思います。


これからアニメーションを始めようとしている方にアドバイスですが、

個人的には必要最低限のCGの知識を付けるために、参考書の多いMAYAという3DCGソフトから入り、そこで自分がやりたい分野を見つけ、その分野を追求していくうえでMotionBuilderやMAXなど他のソフトの知識を増やしていくのをお勧めします。


アニメーションと言っても一重にソフトの知識だけではありません。


今となっては日本のアニメが世界に通用するようになり、アニメーターという認識も増えてきてますが、その土台を作った手書きのアニメーター達の知識を取り入れることで、

私たち3DCGアニメーターがより良く現代の映像を表現できるのだと思います。


これから若い世代のアニメーターがどんどん活躍できるよう少しでも情報としてお役に立て得ればとおもいます!!

 


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